加治川の恵み協議会設立

「加治川さくら道」構想の概要説明
 12月5日、新発田市カルチャーセンターにおいて新発田地域振興局主催の第5回加治川の恵みワークショップが開催されました。今回は最終回ということもあり、これまでのワークショップの『総まとめ』と”加治川流域の市民がどのように連携していくか”を議題に、これからの展望が話し合われました。
 総まとめでは、1回目(恵み探し)2回目(長堤十里さくら道構想)3回目(加治川の希少動植物)4回(さくらの維持管理)の経緯と4回目で作成された加治川の恵みスケジュールの説明がなされました。その中で、コーディネーターの渡邊さんから加治川に関わるそれぞれの団体が連携を図るため、連携団体の個々の事業を総括する組織として『(仮称)加治川の恵み連絡協議会』が必要ではないかとの提案がありました。これを受けて、一部の参加者から「良い案だと思うが、連携を目的とした『総括』とは、情報の共有化を目的に情報の収集と発信を行い連携を促進することであり、それぞれに活動する団体を1つの大きな組織に纏めようとしないで欲しい」との意見も出されました。
チームで討議 代表者発表
 これらの意見を踏まえて、@(仮称)連絡協議会の役割と組織体制 Aチャレンジプログラム(連携に向けた年間活動カレンダー)の作成を議題にワークショップが行われました。4チームにわかれたワークショップの発表で「将来的には民間へ移行するにしても、当面は事務局を新発田地域振興局内に置き、各団体同士の情報発信等を含めた緩い形での連携協議が望ましいのではないか」との意見がいくつかありました。加治川ネット21でも、1年間の『加治川の恵みワークショップ』で関わった各種団体や個人の皆さんとの連携を目指して、これからも情報の発信に心がけていきたいと思います。

 また、今回は加治川漁協組合の副理事長島津さんから加治川の恵み「鮭の薫製(くんせい)」が参加者全員に配られました。加治川の恵みに笑みを浮かべながら家路につきました。

一足早いクリスマスプレゼントありがとうございました。

04/12/12掲載