第4回 加治川の恵みワークショップ
「さくらの手入れ・維持管理」について

さくら下刈り作業&クリーン作戦 田中さんによる「さくらの講習会」
 10月17日(日)、新発田市地域振興局主催「加治川の恵みのワークショップ」が開催されました。4回目としての今回は「加治川の桜の維持管理」がテーマで「緑のアドバイザー」である田中(当会副理事長)さんが講師として、またお手伝いで4名が、加治川ネット21から参加しました。
 午前は、加治川橋付近を会場として始めにクリーン&ウォークと草刈作業を行ないました。続いて加治川堤の桜の木を実際に見ながら、田中さんよりその木の状態や病気について解説がありました。樹木も人間と同じく、具合の悪いところがあると、自らそこを守るように、幹を太くしたり根を伸ばしたりするのが普通だそうです。加治川の桜の多くが痛んでいて、今まで以上にきちんと手入れを続けていかなければならないと説明がありました。
さくらの維持管理を話し合いました みんなで思いを新たにしました。
 午後からは、会場を新発田市地域交流センターに移し、田中さんから午前中のおさらいと桜の木の手入れの仕方の講義があり、その後グループワークを行ないました。加治川ネット21メンバーも一般参加者に混じり「桜の維持管理年間スケジュール」を作成しました。単なる手入れの年間スケジュールにとどまらず、どのようにしたら多くの人に参加してもらえるか?維持管理の資金はどのようにして集めるか?など、深く掘り下げて話し合いました。
 桜の木を植えてしまえば、花が咲く。そんな簡単なことではなく、みんなが手間をかけ、愛情をもって加治川の桜を育てていかなければならない。そのことを参加者全員で確認出来て、たいへん有意義な一日でした。

第4回「加治川の恵み」ワークショップNews

04/10/25掲載

佐藤俊洋