『生物多様性保全ネットワーク新潟』設立

満場の中、諸橋代表のあいさつ
 10月2日(土)、『生物多様性保全ネットワーク新潟』の設立総会が鳥屋野地区公民館において開催されました。
この会は、人と野生生物の関わりのあり方を総合的に探求し、地域に在来・固有の野生生物を守るため、生息環境の保全と希少種の保護を目指す活動、および在来生態系に甚大な悪影響を及ぼす外来種(侵略的外来種)など積極的な抑制に向けた活動を行う。ことを目的とした会として、3月14日にシンポジュウムを行い、その後準備会を12回重ね設立の運びとなりました。
 樋口さん(五泉トゲソを守る会)の進行で、これまでの経過説明、規約・役員体制(案)の討議から始まり、提出された内容を出席者一同の承認のもとに可決し、代表に諸橋さん(自然観察指導員の会、他)、副代表に松木さん(ねっとわーく福島潟)、樋口さん(五泉トゲソを守る会)を選出し、当会の若月理事長は幹事として選ばれました。
組織が承認され、各団体の取り組みや会の紹介がされ、顧問団の先生方からのあいさつがあり閉会になりました。
 この会の顧問団は、魚類、環境教育、植物学、河川工学、生物学、鳥獣、ほ乳類、貝類、などの大学教授や専門家26名の構成で出発の運びとなります。
 今後の活動は、10月9日(土)、村松町大谷池外来魚駆除活動から始まります。

04/10/02掲載