充実した!? 鳥屋野潟自然体験学習

 7月31日、新潟市上所自治会(こども会)主催の「鳥屋野潟探検学習プラン」ぼくらは鳥屋野潟探検隊!!が開催されました。この事業の企画・運営を加治川ネットがお手伝いました。

 台風の影響で、とんでもなく暑い日が続き、3日前までは雨天の心配をしていましたが、前日には暑さの方が心配になってきました。
それにしてもビッグスワンの裏に、結構大きな自然観察池があるのにはビックリしました。下見の時もそうでしたが、当日も様々な種類のトンボを発見することができました。
チョウトンボ、コシアキトンボ、ギンヤンマ、ウチワヤンマ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、アキアカネにノシメトンボ。イトトンボだけでも三種類確認できました。
チョウトンボ
 大人や高学年の子は、加治川ネット植物担当植木さんの植物の説明をとても熱心に聞いていました。低学年の子はとにかくトンボに夢中で獲ることができないので、カメラで撮っていました。
大都会のトンボはさすがに人慣れ?していて、ちゃんとポーズをとってくれました。
鳥屋野潟は大きい
これらのトンボはすべて小学生が撮影したものです。
人造の池なのですが、これだけトンボがいるとは。
ちなみに500mほど離れた場所にも池があるのですが、そこにはほとんどトンボが見られません。
コイやブラックバスがいるせいでしょうか。
ちなみに生態池には小さなライギョの子がたくさん泳いでいました。
 
ショウジョウトンボ
 植物もそれなりに種類があり、みんなも楽しく植木さんの説明を聞いていました。見るだけでなく、触ったり、香りを楽しんだり。
メニュー的には植物だけでも充分なくらいでした。
少し歩いたらすぐ喉が渇きます。「小さな子はやばいなあ」と思ったとたん、加治川ネットスタッフが麦茶入りのクーラーポットを持って現れたではありませんか。さすがの気配りでした。
ちなみに鳥屋野潟に流れ込んでいる川にトラップを仕掛けておいたところ、モツゴ、ホンモロコの他 スジエビも結構入っていました。淡水産のエビが棲んでいるということは、そんなに悪い水質、生態系じゃなさそうです。
草にいろんな名前があるんだ
 その後、お昼を食べて植物の葉を使った押し花ハガキづくり。
今回は公園内の植物採取が禁止だったので、植木さんが自宅の周りから採ってきてくれました。女の子はやっぱりこのしおりをつくるのが楽しかったようです。
男の子は竹のけん玉や水鉄砲に夢中でしたが、小さな子供には少し難しかったようです。佐藤さんが付きっきりで指導をしてくれました。工具の扱いは手慣れたもので、以後工作教室の指導員は加治川ネットスタッフ佐藤さんに決まりですね。
押し花ハガキを作ろう
 結果として時間が足りなかったのですが、暑い中ではこれ以上はきつかったでしょう。
 最後にカブトムシのプレゼントも大人気!10匹全部貰われていきました。最後まで企画が変更してばかりで、結局バタバタしてしてしまったのが残念でした。チョット欲張りすぎましたね。
 私個人は、新潟市内ということで、ほとんど期待していなかったのですが、予想以上に生態系が豊かだったのはうれしかったです。ヒマを見つけてちょこちょこ遊びに行こうと思いました。
楽しかった?暑い一日ご苦労様でした。

04/8/3掲載