加治川の天然プール、最高!

石井副部長さんからのあいさつ
 7月25日(日)、加治川ネット主催の水辺の大楽校が新発田市岡田の天然プールで開催されました。この事業は、新潟県新発田地域振興調整会議の「加治川の恵み」として委託されたものです。
 今回の参加者は、子ども18名、大人17名の参加で、新発田地域をはじめ、遠くは長岡市、新潟市からの参加者がありました。
開催に先立ち当会若月理事長と新発田地域振興局企画振興部、石井副部長さんからあいさつがありました。続いて水生生物調査担当:藤田さん、昆虫担当:永野さん、植物担当:植木さんから探検隊での注意事項や調査の進め方などの話がありました。
 最初に田んぼの生き物調査にをしました。田んぼではメダカ、シマドジョウ、アメンボ、ヤゴ、トノサマガエル、オタマジャクシ、ヒルなどの生物を捕獲しました。また、数名の人がヒルに足の血を吸われ、名誉の負傷をしてしまいました。田んぼでどろんこになったあとは、待望の加治川の生き物です。
天然プールの堤内地が会場 シマドジョウ、メダカ、いっぱいいるね 名誉の負傷「ヒルの吸血あと」
アユのつかみ捕り・・なかなか難しい サポーターの皆さんで塩焼きです
  加治川本川に行く頃には、気温がグングン上がり33℃くらいになっていました。加治川は、田んぼより水温が冷たく流れも速くとても気持ちが良いので子どもたちは生き物調査もそこそこに気持ちよさそうに水遊びに興じていました。
また今年は、新しい試みとして
、アユ、ヤマメのつかみ取りを企画しました。子供たちは、加治川に作った即席の生け簀に入り魚たちと格闘しやっとの思いで捕まえた魚をサポーターの人たちに櫛通しをしてもらい、お昼のスペシャルメニューの下準備を自分たちで体験しました。
ヨモギの新芽は、おいしく食べられるよ くさい葉っぱ発見、ヘクソカズラ! オリジナルの押し花ハガキの作成
 11時頃から植物の押し花つくりと食用にする雑草探しをしました。7月17日、加治川でも警戒水位を超える豪雨があり、天然プールの周りの草木は洪水により倒され、めぼしい草や花はほとんどありませんでしたが、それでも土手にあるクズの花やヨモギを摘み、押し花と天ぷらの材料にする事できました。植木先生から草にアイロンを掛けてもらい押し花ハガキを全員でつくりました。
 お昼には、加治川の恵みである食材のヨモギの葉の天ぷらと、アユの塩焼きとトン汁と豪華なランチタイムを堪能することができました。
 午後からのメニューは、あまりの暑さのためすべて水遊びタイムとなりました。加治川をボートで下りライフジャケット泳ぎなど楽しみました。
アユ、ヤマメ塩焼き最高 勉強よりも遊びが一番 みなさん、天然プールにまた来てね
 こんなにすばらしい加治川の天然プールは、新発田市民の宝であり子供たちのワンダーランドであることは、間違いありません。

04/ 7/26掲載