「古太田川植物を知る」ワークショップ開催

古太田川の植物を紹介
 7月17日(土)、新発田市佐々木地区「子どもたちの水辺環境体験学習」ワークショップが、下興野集落開発センターを会場に開催されました。
 この事業は「水土里ネット佐々木」から委託された事業で、今回は第1回目「古太田川の植生を知る」ワークショップでした。開催に先立ち「水土里ネット佐々木」理事長塩原さん、当会の理事長若月理事長のあいさつがありました。続いて今回のワークショップのキャップ植木さんからの古太田川の植物図鑑が配布された後、ワークショップの概要説明が、新潟・福島豪雨の余波が残る雨空の中、野外での体験学習となりました。
おもしろい植物がたくさんあるよ ホオズキ笛に挑戦 梅、本当に酸っぱい
本当にめずらしい草が多いよ
 はじめに会場から下流に向かって進み、神明神社を折り返しとして上流の太田川までのコースを行きました。歩いている途中、時折強い雨風の中、軒下で雨宿りしながら晴れ間をねらっての観察会でした。古太田川は、下興野集落の真中を流れ両岸に道路があり、全部の家が川に向いて建っているという所です。住民の人々は、いつも川で野菜を洗ったりして川とつき合いながら生活している、新発田では数少ない川文化度の高いところです。
 古太田川の川底はミクリがゆらゆら川の流れにのり揺らいでおり、川沿いには、ほおずきや梅など思い思いの果樹が植えてありました。大きなハンノキやケヤキを眺めながらゆっくり歩き、お昼まで古太田川〜太田川の間を堪能しました。
 昼食後、3班に分かれ古太田川の現状を大きい紙に描きました。現状から見る古太田川から、未来のすばらしい「古太田川」へメッセージを送ることができました。
1班のみんなで発表 2班のみんなで発表 3班のみんなで発表

04/ 7/19掲載