「イバラトミヨ」生息地立合!!

 4月30日、イバラトミヨの調査が市内六日町及び太斉地区で行われました。今回の調査は、4月25日に加治川ネットで実施したイバラトミヨ生息調査の結果を受けてのものです。参加したのはネットの会員7人と、県や市の職員など計12人。(NHK新潟放送局、新潟日報社、FMアガットの取材を受けました。)
「圃場整備事業の概要を説明」:新発田地域振興局:石田氏
NHK、新潟日報、地元FMの取材を受ける
 これまで新発田市内での生息調査は六日町を中心に実施していましたが、昨年、豊浦町と新発田市が合併したため、今年から六日町の下流にあたる太斉地区も調査対象としました。25日の調査で太斉地区イバラトミヨが生息していることは確認されていますが、六日町のものと比べると大きいのには驚き。バイカモも群生しており、川の幅も流れもイバラトミヨに適した環境のようです。しかしこの地区はほ場整備事業が進められており、そこを流れる川も、当然排水路工事の対象となっています。「工事が始まればここのイバラトミヨは間違いなくいなくなる」と考えると、心中は複雑でした。
僅か1時間程度の調査でしたが、六日町、太斉あわせて、7匹(体長3.5〜5.5センチ)のイバラトミヨが確認されました。
調査とは直接関係ありませんが、4月29日の五泉市でのトゲソシンポジウムの講師で秋田在住のJ助教授(あえて名前は伏せますが)が、太斉の川や景色を見て、「子供のころの風景がここにある」と感激。私たちには身近すぎて気づかない新発田のよさを、Jさんから教えていただきました。

04/ 5/ 7掲載