第2回「加治川の恵みを育てよう」ワークショップ開かれる

各グループの思いを参加者に発表!!
 平成16年3月14日(日)、新発田市カルチャーセンター視聴覚室で、新発田地域振興事務所主催による「加治川の恵みを育てよう」と題したワークショップが約30名の参加で開催されました。加治川の恵みを題材にしたワークショップを行うのは今回が2度目で、加治川ネットから3名参加しました。

 ワークショップは、自分の自己紹介から始まりいろいろな風景写真の中から個人個人が好きなものを2枚選びました。各グループで加治川の将来像や現状の様々な写真からいろんなカテゴリーを造りどんな物を加治川に期待していくのかを、
12枚くらいの中から合意形成して4枚〜5枚の写真を使いまとめ上げる作業を行いました。個人個人の加治川に対する思いは大きく違い、「農業者として加治川」、「漁業関係者からみた加治川」、「桜を育成する会のボランティアからみた加治川」、「新たに加治川に付加価値をつけようとする人」など喧々囂々一枚の大洋紙を作るのに時間を費やしました。その後、まとめ上げた結果を各代表者が「加治川の復元」「四季折々を楽しめるふるさと私たちの加治川」「こんな加治川にしたい」「長堤十里桜の道を復元しよう」「みんながあつまる加治川」など、代表者による加治川の未来像の前で熱のこもった発表がありました。

人々が集える桜堤をみんなで作ろう。
 第二部は、一部で作成した自分たちの発表内容について、具体的にどのようしたら現実の物になっていくかを論議する場となりました。私たちの班では、近い将来かつてのように「加治川の桜を多くの人たちと愛でられるように」を主体に話し合われ、「集える場としてサイクリングロード作り」や「かつての桜記念館」の建設、「東屋」が欲しい、「トイレが欲しい」「駐車場が必要」「たくさんのボランティアが必要」など多くの夢を語る場となりました。
 各グループの意見を聞いていると、このようなワークショップ形式で、何が加治川の恵みのなかの答え探しは難しく、参加者の加治川との関わりや育った場所違いや生きてきた年代の違いで、参加者全員の一定方向の合意形成を見いだすことは本当に難しいと感じました。

04/ 3/17掲載