米倉小学校で「総合学習」

加治川にはたくさんの生きものが棲んでいるんだよ

 1月20日、昨年行われた米倉地区イバラトミヨアンケートの結果報告を兼ねて、新発田市立米倉小学校で「生きものと環境、米倉のイバラトミヨ」と題した環境学習が行われました。
 米倉小学校4年生は12名のクラスでしたが、インフルエンザで休んだ子もいて、子供たち10名と担任の斉藤先生が藤田さんの授業を受けました。
 まず最初に米倉地区を含む加治川上流地域の生き物たちが紹介されました。藤田さんのもってきた水槽ではイシガメやタニシ、カワニナのほか、サワガニやスナヤツメも見ることができました。その他にもいろいろな生き物がパワーポイントで紹介されましたが、見たことがない子もいたようで、子供たちは一生懸命にノートをとっていました。

イバラトミヨの棲んでいる環境は、すばらしいんだよ

 続いて、海と森とのつながりや上流と下流、きれいな川や汚い川にすむ生き物の違いをとおして自然環境の中できれいな水が循環する仕組みなどを学びました。
 自然環境のなかではたくさんの動植物で自然の循環サイクルが回っていることを理解したところで新発田のイバラトミヨが紹介されました。アンケート調査では、知っている・見たことがあると答えたのはごく一部で、米倉地区の半数が知らないと回答していますが、イバラトミヨがすめる「環境」を大切にしていきたいと説明がありました。

 最後の質問コーナーでは「藤田先生はどの魚が好きですか」「魚を研究していてすごいと思ったことはなんですか」など、子供たちからの質問が飛び交いました。

 米倉小学校のみなさんお疲れ様でした。今度はみんなで加治川の観察会をしましょうね。

※講師 藤田利昭さん:加治川ネット21理事、技術士(水産)

04/ 1/22掲載