里山づくりに子供たちが大奮闘!!

  新発田市公民館オムレツクラブ(自然コース)との共催で行われたぼくらの里山大作戦には、オムレツクラブから14名、加治川ネット21の募集で15名、加治川ネット21スタッフ約15名が参加し、第1回:どろんこ池ワークショップ、第2回:里山づくり大作戦!!の2講座が実施されました。 
みんなのどろんこ池を造ろう!!

 第1回:どろんこ池ワークショップ(9月13日)

ハスとコウホネ。水質をきれいにするんだよ。
 ワークショップでは、自然豊かな五十公野公園を参考にしながらどろんこ池に何が足りないのか、どんな水辺を目指したら良いかを4班にわかれて検討しあいました。
 まずはどろんこ池の現状を把握。、ザリガニやヤゴなどの小さな生き物が見つかりました。池の中に網を入れると、ミズカマキリやアブラハヤと一緒に、なんとブルーギルまで捕獲されました。小さな水辺環境の中で何でも食べてしまうブルーギルがいることは少し心配です。五十公野公園では山の植物や水辺の植物、食べられる植物や食べられない植物の他、アキアカネ、マツモムシからメダカやタナゴまでいろいろな生き物が見つかり、植生豊かな環境がたくさんの生き物を育んでいることを実感しました。

池の周りにガマズミを植え、小鳥を呼ぼう。
 昼食後、各班は五十公野公園で自分たちの捕まえた生き物や植物を図鑑で調べたりし、植物の特性を学習して判らないところは先生たちに聞いたりして大洋紙にまとめ、各班全員が全参加者の前で発表しました。自分たちの班のものと発表班のものを比較して一生懸命ノートをとっていました。
今度は、みんなの発表を基に自分たちなりの「どろんこ池」構想を各班でまとめました。いろいろな生き物に配慮した形を工夫して水辺の植物や樹木の配置など、まとめ上げました。
また、時間の都合で参加者みんなで1つのもの作り上げるまでは行きませんでしたが、今回の発表を基にコーディネーターの植木さんにお願いすることにしました。

 第2回:里山づくり大作戦!!(9月27日)

水草は、水を浄化して環境を良くするよ。
 9月13日の参加者みんなで考えた植栽計画を基にコーディネータの植木さんのつくってくれた実践計画で14本の山の植物(高木)と水辺の植物(抽水植物や水草など)をみんなでどろんこ池周辺に植え付ける事にしました。
 五十公野公園に移動後、田んぼの脇にあったセリやミゾソバなど採取し、どろんほ池への生まれ変わるすてきなどろんこ池への夢をバケツにたくさん詰め込みました。
 どろんこ池に戻り今度は植栽です。背丈以上もある樹木を植える大仕事もみんなで力を合わせて頑張りました。また、水路や池の中にも水草などが植えられ、きれいになったどろんこ池に子供たちの満足そうでした。

どろんこになりながら植樹をしました。 悪天候の中ごくろうさまでした。ハイポーズ!

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03/09/28掲載