加治川ネット21「環境講座」・新発田市公民館「スキップメイト」協働事業
「五十公野公園探検隊!!」
開催日03/06/15

報告者 植 木 拓 也
藤田さんによる生物の説明
 心配されていた雨も降らず、絶好の五十公野探検日でした。
まず、藤田さんによる升潟の生物観察です。前日に升潟に設置しておいた仕掛けにアメリカザリガニやタイリクバラタナゴなどの生き物、近くのわき水から採集してきたトウホクサンショウウオなどの解説がありました。藤田さんのお話では、例年より生物の収集がうまくいかなかったとのことですが、それでも升潟には多くの生物が生息していることがうかがえました。また、升潟に入り雑魚すくいをはじめ、子ども達も一緒になって、升潟の生物達と遊び、学んでいました。今年は、みんなの思い出に残してもらおうと用紙をくばり、そこに名前などを記入していただきました。そこには、クロなんとかガニと覚えるのも大変むずかしい名前を頑張って書いている子どももいました。

植物クイズ・・むずかしい? 草笛に挑戦!!
升潟の生物観察が終わると次は五十公野丘陵の植物探検です。植物についてのクイズをオリエンテーションのように答えていくものでした。クイズはなかなか難しく、小さな子どもでは答えられないようなものもありましたが、大人が一緒になって真剣に考えたり、ヒントを参考にし、子どもも一生懸命楽しく答えていました。また、午後から作成する壁飾りを作るために色々な植物、綺麗な花や小さい花、大きい葉っぱや変わった形の葉っぱ、子ども達それぞれが好きな植物を採集していきました。

すてきでしょ。私の宝物! 参加者全員でハ〜イ、ポ〜ズ!!
午後からは午前中に採集した植物を壁飾りにしました。アイロンで植物を押し葉にし、それを写真立てに飾りました。押し葉に高橋さんや狩野さんから教えてもらった名前を書いたり、花びらや小さな葉っぱを絵画のように並べている子どもがいたり、大人が想像もつかないすばらしいアートがたくさん完成しました。
今年は小学1、2年生が多く、内容的に難しいものが多かったようでしたが、学校の授業より真剣に聞き、一生懸命に楽しくやっており、なかなかすばらしいものになりました。

03/06/19掲載