加治川堤「桜の実態調査」

開催日03/04/20

雨の中の調査でした。
4月20日午後より加治川堤「桜の実態調査」が開催されました。
当日は、強い雨と風の中精鋭9名の参加で行われました。
加治川の桜といえば、かつて「世界一と謳われ」新発田地域の人たちの誇りでもあり新発田を象徴する代名詞あった。しかし、昭和41年、42年に起こった羽越水害において桜の根が築堤を破堤させた原因としてこの当時の新潟県の命令で世界一の桜回廊はすべて切り倒されてしまった。
 いま歴史から知る加治川の桜を40歳を境にして桜を知らない世代の人々が多くななってきています。そんな中、人々から忘れ去られかけている加治川の桜から人々は離れ、現実を知らない人々にも50年後に見られるであろう、かつての「世界一の桜」にするために現状の桜を科学的に知る上で重要な基礎調査を基に維持管理のヒントになればと思い実行している。

桜の周りの草花を調査
  昨年から始められたでは、昨年調査した8本を基に同じ樹木を定点調査として成長と病気や害虫を調べ昨年から適切なメンテナンスが施されているかなど調査しました。また、今年は、植木さんによる桜周りの下草(草花)からみる生育特性なども試みられました。

結果、雨風の中強行された「桜の調査はあまり芳しくないいつ事がわかりました」枝張りを調べるにため枝を見上げると目に雨が入ったり、風で枝が揺すられて正確さを欠く、樹木がぬれていてなど光のかげんで反射して病害虫が発見しづらかったりしました。また、土壌調査においての雨水が混入してphが正しく測定できたのかもちょっと心配になりました。それと写真がうまく撮れているかもちょっと気がかりです。


寒い中ご苦労様でした
 しかし、あの強い雨風の中今回参加した精鋭9名のひたむきな、がんばりは、あすの明るい新発田をつくるきっかけ作りになることは間違いないと思います。

03/04/24掲載