わき水の里づくりと自然観察会

第1回イシャジャの巣の探してみよう
イシャジャ池にて捕獲
 4月20日(日)イバラトミヨ・水芭蕉の会主催のわき水の里づくりと自然観察会の第1回目の催しがありました。
 今回の催しの内容は、@イシャジャの巣を探してみよう。A田んぼ作りを体験してみようB菜の花畑の花見と冬菜の収穫。であったのですが、当日は雨風が強く観察会にとっては厳しい条件の日となりました。

 加治川ネット21からは、若月会長、篠田副会長、渡辺事務局次長、遠藤事務局、植木草花担当、阿部魚類捕獲担当、日本自然環境専門学校より助っ人、通称「ちゃんこ」君と「つがる」君の8名で参加し、総人数30人くらいでとりおこなわれました、
 イシャジャの観察会は、今年中条町がイシャジャと水芭蕉のために購入した水田を会場に捕獲、観察会がおこなわれました。イシャジャの捕獲は、思ったより簡単で網を入れ丘側に引き寄せるだけで数匹
富樫先生より生物の説明
が網にはいるくらい簡単なものでした。また、シマドジョウやヤツメ、ヨコエビなどたくさんの水生生物が捕れる豊かな水を育む場所でした。捕獲後、水生生物の説明は村上養護学校勤務の富樫先生からありました。
富樫先生からは、取れたてのイシャジャをはじめ魚類、エビ類、カエルなど両生類、について詳しい説明がありました。また、新潟市マリンピア日本海の職員の方のご配慮によりましてイシャジャ池に水中カメラを潜ませてイシャジャの生態や営巣状況を参加者に見せて頂けるつもりでしたが、ミクリが多くなかなか生息状況の確認は出来ませんでした。
 最後にイバラトミヨ・水芭蕉の会会長より、春の菜の花摘みを提案されました。参加者は、各々に菜の花を摘む人、水中カメラでイシャジャの姿を追う人、仮設テントの中で生物を観察するもの、三々五々強風と雨の中、自由解散となりました。

よく見えないが、イシャジャです。


 尚、加治川ネット21魚類捕獲担当者阿部さんからの報告によると中条のイシャジャは新発田で発見されたイシャジャより肌の色がエメラルドグリーン色できれいだったということです

関連HP→http://www.inet-shibata.or.jp/~kjn21/katudou/2003/yokoku/03_04_17/nakajou.htm

03/04/21掲載