「新発田市環境シンポジュウム」

 2003年 3月30日 
基調報告
熱演した基調報告 畠山重篤さん
  「ホタルの発見率50%をめざしたまちづくり」と題して新発田市生涯学習センターにおいて開催されました。基調講演は「森は海の恋人」でしられる畠山重篤さんのトークで始まりました。畠山さんの活動では、漁師は海を見て漁業を考えていたが、背中の事(山)に気づかないで漁をしていたが、山に目を向けると昔の山とは違う杉林がそびえていた。落葉樹の効用は、人造的な杉林では作り得ないすばらしい役目があることに気づき岩手県の村に頼んで一緒に広葉樹の植林に手をつけ始めた。行政に頼らない自発的行動の輪が全国に広がりおおきなうねりになった。ちょっと昔の生態系を取り戻すことの大切さが地域をよみがえらせるきっかけになる。と力説されていました。また、新発田を流れる「加治川」は、四国の四万十川に劣ることのない川である。山、川、田んぼを据えたまち作りが新発田のまち作りに欠かせないとまとめられました。



パネルディスカッション
コーディネータ 田中カツイさん
パネラー
・基調講演者
        畠山重篤さん
・環境省北越地区事務所所長
        倉谷英和さん
・菊水酒造(株)代表取締役
         高沢大介さん
・川東レンジャーサポーター
        池田茂子さん
全体風景 田中カツイさん
畠山重篤さん  倉谷英和さん  高沢大介さん 池田茂子さん
畠山さん・・・新発田は他に負けない「自然」をもっている。
倉谷さん・・・環境省はまだ産声を上げた段階。「みなさんと考え行動していく」
高沢さん・・・企業としてリサイクルに取り組む。消費者の理解が肝心。
池田さん・・・新発田が好き。子供たちのために少しでもいい環境を作っていきたい。

03/03/31掲載