米倉集落総会にてイバラトミヨの調査協力得る。

       渡 辺 利 道 

米倉集落センターにて説明会

 3月9日の日曜日、米倉公民館においてイバラトミヨ(イシャジャ)の調査説明会が開催されました。イバラトミヨは会員の藤田さんが昨年8月に六日町集落付近の小川で発見して以来、加治川ネット21で取り組んできた課題ですが、詳しい生息状況が判明していません。上流地域の米倉地区でも生息している可能性が高いことから、米倉自治会長の肥田野さんに相談したところ、早速地区役員と相談のうえ、一人でも多くの住民に聞いてもらいたいと、集落の総会開催に併せ説明することとなりました。米倉地区では圃場整備計画があり、放置した場合、地域の財産といえるイバラトミヨの絶滅も考えられます。
 当日は、若月会長、篠田副会長、藤田、植木、渡辺、遠藤の6名という少数精鋭で加治川ネットの紹介(多少名前は知られてきたが、胡散臭い団体と思われないように丁寧に行いました)、イバラトミヨという魚の特徴、生息していることの意義、調査方法を地元の言葉を駆使しながら行いました。説明の途中で2〜3年前に捕まえたことがあるなどの情報も飛び出し、和やかなうちに説明が終わり、調査に協力いただけることになりました。
 調査の第1段階として、地域情報を収集するためのアンケート用紙を米倉集落全戸に配布し、3月末にはアンケートの回収が行われる予定です。また、この調査は、米倉小学校とも連携し、子供たちの総合学習に組み入れて行われます。