鮭が還ってくる川になることを願って! | |||||||||||||||
宮村 廣
放流は、藤田利明さん(加治川ネット21技術部長)から4年後に還ってくるよ。の説明を受けた後、こどたちのバケツから次々と鮭の稚魚が新発田川に放流されました。
ある子は、「バイバイ」と言い、また別の子は「かえってこいよ」と呼びかけます。新発田川に放たれた稚魚たちは一瞬遡上するかのように上流に頭をむけたあと左右に銀鱗を輝かせ日本海に向かって流れの中を下って行きました。
新発田川は、前日の雨で増水し濁っていましたが、それは川の汚れを隠すに幸いしたかもしれませんが、稚魚たちにどうだったのでしょうか。 今の子供たちは興味を持つ対象が限られていると嘆く声を聞く中で、自然に目を向けるのを教える活動はとても大切に感じられました。 地元、御免町小の子供たちと他学区の子どもたちで一緒に放流できたことで、新発田市民の関心が高まり、川と生物、川と人のかかりわりをもっともっと考える機会を増やしていきたいものです。
その意味でも、この事業が今後も加治川ネット21の継続事業として行っていき4年後新発田の子供たちの夢がかなうことを願っています。
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