ハンノキ、ごめんなさい。

                                                  文 責 田 代 和 吉
  2002年05月19日希少種のムジナスゲを保全するための活動として、新発田市環境推進課、維持
管理課の主催で市民団体(加治川ネット21、新発田水と緑を守る会、新発田野鳥の会、県民少年団役
員)と新発田市役所ボランティアの協働作業が行われました。
 私は、ハンノキの伐採作業に今年初めて参加しました。 たかが2時間位と思っていましたが、幹まわり
15p位のハンノキもあり、搬出経路の足場(湿地)が悪かったりハンノキの本数が多かったりして、思っ
たより重労働でした。綺麗なアヤメをみるためには、裏方の努力も大変だ言うことです。綺麗なアヤメを
観るか、ムジナスゲを守るのか、人間は欲張りなので両方達成しようと、ハンノキの伐採を実施したわけ
で、環境の保全には金、労力、時間を必要とします。今回は労力でしたが、きれいなアヤメを見に来る人
々にもムジナスゲの重要性を知らせる事が大切である事と思われました。

 反省点
@升潟に散歩している人が、伐採をしている我々を見てヒソヒソ話をしている。感じ が悪かった。おそらく
は、我々の作業の目的と内容が分からなかったと思うので、作業の目的と内容の立て看板をしてはどう
か。
A 前日の雨のせいで足場が悪かったが、ハンノキを搬出のための足場がさらに荒れた事。残ハンノキ
で簡易足場を作成してはどうか。
朝の集合風景 新発田市環境推進課 高澤課長あいさつ
新発田市維持管理課 築井課長あいさつ ハンノキ刈り取り作業状況
ヨシの新芽摘み作業状況  ヨシ原からクサ亀が現れました。
県民少年団・・キャンプ用の薪づくり状況 升潟湿地部分の護岸作り作業状況