新発田市立米倉小学校で総合学習

     文 責  若 月 学 
生態系って壊れやすいよ。 加治川のカジカです。

 さる、11月11日〜19日まで3回にわたり新発田市立米倉小学校にて4年生を対象に総合学習の講師として加治川ネット21が担当しました。
 第1回目は11日で、藤田さんに担当していただき、生態系豊かな加治川のさかなや外来魚「ブラックバス」問題にと子供たちにわかりやすい説明に子供たちも加治川の多様さを見直したようでした。


阿部さんから魚の体について 永野さんから魚釣りについて
疑似餌、きれいだね。 魚釣りて難しいね。

 第2回目は15日で、阿部さんと永野さんが担当してくれました。
 阿部さんから魚の体についての仕組みを図解入りで解説してもらいまいた。子供たちは、魚の耳のに当たる機能が体の側面にあることにおどろかされました様子でした。
 また、永野さんからは、魚釣りの魚の食いつく特性やどんな所に隠れるいるのかなどをたくさん教えてもらい、感心した様子でした。魚の縄張り争いを利用した漁法に用いられるルアーの色鮮やかさにも目を見張りものがありました。授業の後半は、体育館で実際に釣り竿を手にてとって釣り竿を振り下ろし魚釣りの試し投げをみんなで行い体験学習出来てとてもおもしろい授業でした。


なぜ、冬に葉が落ちるのかな? 加治川ネット21の紹介です。

第3回目は19日で、若月が担当しました。
 私から子供たちに粗朶山の特有の多様な植物層についての話を中心に杉と松のちがい、粗朶山から川にもたらせられるミネラル分の作用などを話しました。子供たちには、言葉などがはじめての言葉と専門的な言葉も多くわかりづらいかったようです。しかし、概念的にも地球は、かけがえのない水の惑星であり、人間だけのモノでないことが理解してもらっただけでも良かったと思います。また、最後に加治川ネット21の取り組んでいる環境活動を紹介しました。子供たちは、全員加治川ネット21のことを知り得たようで、こんど「水辺の大楽校」に参加したいといっていました。