「新発田広域環境フェア」開催される

     文 責  相 馬 広 治 
ブースの展示模様です。 魚のウロコから年齢がわかるよ

 さる、11月9日、10日に新発田市カルチャーセンターにおいて広域環境フェアが開催された。同施設二階にわが加治川ネット21のブースを設置し多くの来客者を招き入れ、私たちの活動の紹介をすることが出来ました。
 ブース内には、加治川ネットの会の趣旨やいままでの活動報告、今年の活動内容の紹介、学校ビオトープへの取り組み等を展示しました。また、実際に水槽を2槽持ち込んで周辺流域から採取した淡水魚たちも同時に展示をして来客者の関心を高めてもらうようにしました。

 前日は嵐のような荒天でしたが二日目はよい天気となり農業祭の客足の好調とあいまって多くのかたがたが足をはこんでくれました。特に小さい子供達らは、水槽の中のアブラハヤ、やオイカワ、砂ヤツメなどの泳ぐ姿や、オニヤンマのやごを恐る恐る手にとっていたりしてその目を輝かせていました。

新発田のイバラトミヨです。 イバラトミヨは縄張り意識が強い

 今回の水槽展示には、イバラトミヨの実物も展示することが出来き「幻のさかな」のキャッチフレーズの宣伝効果であいまって、それ目当ての来客者もたくさんいました。
 さきに新聞報道された効果は予想以上におおきく、結構その存在を認知していた方がたくさんいました。年配の方は非常に懐かしそうに当事の事情などを話してくれたりしていました。
 また、初めて見るかたも興味深く見いっておられました。子供が魚が好きだからといって熱心に私達の解説をきいてメモまで取ってくれた方や、現在もイバラトミヨはどこそこにはいるんじゃないかなど有力な情報を提供してくださる方もおりました。

川により汚染度は違います。 皆さんご苦労様でした。

結局期間中にはおよそ千人くらいの来客があったかとおもわれます。私達の活動に理解していただき過分なカンパをして下されたかたが本当にありがとうございました。
 また新規に会に加入してくれた新潟大学の女性の方もいましたありがとうございます。
 多くの方に来ていただき盛況のうちに終了することができました。来年同じ企画がありましたらまたいろいろとアイディアがありそうなので会員の皆さんよろしくお願いいたします。

関係者の皆さん二日間御苦労様でした。