加治川ネット21会報誌 Vol.7 2001/4月発行
カジカの学君
サーモンカムバックin新発田川
13年3月25日(日)午前10時にサケの稚魚放流が行われました。当日は、朝から晴れあがり
最高の放流日和になりました。
今回の放流は、当会の藤田利昭さんが担当して御免町小学校の小学校4年生約47名が放流の中心と
なり、加治川ネット21スタッフ(12名)や加治川を愛する会・御免町小学校のPTAの方々の総勢
30名くらい参加で設営・運営・交通整理のスタッフとなり行われました。
今回放流したサケの稚児は約1500尾で、体長5pくらいの加治川産の稚魚たちで、加治川漁協から
大切に酸素のビニール袋に入って周りを氷で冷やされ大事に運ばれてきました。稚魚たちは、元気が良
く一気に日本海まで下っていきそうな顔つきをしていました。
はじめに藤田さんからサケの稚魚放流についての話がありました。『今回の放流で成魚の帰ってくる
サケは3尾しかいません。この確率での自然界の厳しさ・・・それと新発田川をサケが遡上出来る川の
環境に4年後なるように・・・』とのお話がありました。
その後すぐ藤田さんから一カップ一カップ丁寧に子供達のバケツに稚魚たちが入れられました。
子供達は、バケツに入った稚魚たちをみて、これ本当のサケ?なんか小さい!不思議そう顔つきでまじまじ
見つめていました。かたや、『早く早く』とせかす子供がいたりなかなかにぎやかな放流となりました。
子供達は、バケツを手に新発田川に一目散に向かい稚魚に『大きくなって新発田川に戻ってきてね』と
口々声を掛け放流していました。稚魚たちも子供達のエールに答えシッポをいきおいよく振って旅立って
いました。
また、稚魚の中には、一気に川を下りるものや流れに逆らって上流に向かうもの1500尾のサケにも
1尾1尾の個性が感じられました。放流終了後、テレビ局やFM新発田の取材もあり小学校の生徒達は、
少々緊張気味、みんなで『新発田川をみんなできれいにしよう』と大きな声を出していました。
私たち加治川ネット21のめざす環境活動では、小さいことしか出来ませんが子供達の夢、近い将来の
新発田のあるべき姿を考えるとき、出来ることからやっていく事の意義の大切さを実感しました。
また当日は、新発田川周辺の住民の方や加治川漁協さん・新発田川を管理してくれています方々の
ご配慮に感謝します。
※新発田川は、加治川より農業用水として大槻より分流し五十公野地区の工場地帯を経て新発田市の中心部
を流れ新発田川という名前で聖籠町を通って日本海に注ぎ込む川です。
新発田川は、半世紀前までくらいは、サケやウナギが住んでいて、子供達も水浴びをして遊んでいた川だそうです。
『外ヶ輪小学校・加治川(桑の口)の桜植樹』
主催 加治川を愛する会 共催 加治川ネット21
前回の会報でご案内いたしましたが加治川を愛する会の人たちと一緒に桜の植樹をしました。
・・ご苦労様でした。
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平成13年3月16日
しだれ桜10本
外ヶ輪小学校 校庭内
外ヶ輪小学校で小学校6年生 30名
加治川を愛する会 加治川ネット21
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| 平成13年3月17日
ソメイヨシノ桜 10本
加治川築堤(桑ノ口集落内)
二葉小学校6年とPTA 40名
加治川を愛する会 加治川ネット21 |
加治川ネット21
春の加治川クリーン作戦と桜見学
加治川の桜復元と流域の美化をテーマに恒例の加治川流域ごみ清掃を行います。
今回は桜の成長の確認を合わせて行うため春の実施となりました。
加治川ネット21では加治川を愛する会の人たちと志をひとつにして時を同じく活動を行います。
郷土の環境をいつまでも美しく次の子供たちに伝えましょう。
下記の日程にて行事を行いますのでぜひ皆さんもご参加ください。
クリーン作戦
場 所 聖龍・次第浜“加治川治水公園”にて
集合日時 4月21日 作業開始 朝10:00〜昼12:00まで(豪雨中止)
身支度は、ゴミ拾いなどが出来る服装で来てください。
桜 見 学
場 所 加治川村・草荷 加治川右岸“紫雲寺橋・上流”
集合日時 4月21日 開始時刻 昼12:30〜午後3:00位まで(雨天中止)
会 費1人 1,000円
もし、お酒などを飲まれる方は、自己責任のもとで行動してください。
申し込みは、4月20日までに
連絡先 事務局 0254−31−4111 若月までお願いします。
春の加治川クリーン作戦と桜見学 開催場所
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