加治川ネット21会報 2001年3月発行 カジカの学君 第6号 |
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新発田市長との懇談会開かれる 去る2月26日(月)午後7時より、新発田ボランティアセンターにおいて片山忠吉新発田市長との懇談会が開催されました。以下はその懇談会の議事録をまとめたものです。 1,市長あいさつ(5分) ・21世紀は町づくりの年。「町づくり行政改革の元年」官主導から民主導へ。 2、加治川ネット会長あいさつ(5分) ・融合体としての加治川ネット。(民+官) 3、市長の話(20分) ・新しい波が来ている。新しい時代が来ている。「市民参加型」の行政にしなくてはいけない。 ・環境問題が一番大切。大量生産優先の時代→環境を 破壊。 「21世紀は人の心と人の命、併せて自然の心と命を 大切する時代である。」 ・加治川については現在各市町村毎に会をつくり、取り 組んでいる。これからは各市町村が一体となって取り 組む必要がある。 加治川ネットの4つの自治体から構成されている体制 は理想的である。 4、加治川ネット21説明(小柳10分)内容省略 *このまま引き続き市長への質問。 5、市長への質問(60分) Q1NPOについて ・行政の情報が市民レベルまでおりてこない。 ・NPOの問題は財源と事務所の問題が大きい。各市民が集まって情報公開できる場所が必要 だと我々は考える。ついては市長の意見を聞きたい。 A1市長回答 行政の職員にとっても市民との接点は必要。市民ともう少し交流すべきである。 したがってNPOと市役所職員の接点となる交流支援センターは必要である。 「 市民は行政のしくみを理解できる。 行政は市民と接して学習する。」 この2つの接点をNPOがコーディネイトする。→低コストで高い効果がある。 Q2新発田川に鮭の稚魚を放流するプランについて市長の考えを聞きたい。(藤田) ・「新発田川をきれいにしたい」が目的。川の上から下までを考えることができる。 A2市長回答 ・ 行政のみならず市民のモラルがまず大切。 ・ 富山のます寿司の笹は新発田から。新発田でも付加価値のある製品作りを。 ・加治川のマス+桜堤=町づくりの見直し+環境の見直し。「付加価値をいかにつけるかという 発送」を継続することが大切。 Q3加治川ネット21の「加治川の桜堤計画」について市長の考えを聞きたい。 A3市長回答 ・流域の4市町村の連携が大切である。 地域の思いをどう形に表すか。 ・関東圏に住む新発田出身者への情報発信を。時津風親方あたりを代表に市民会をつくっても よいのではないか。 文責 永野 修 |
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新発田川に鮭を放流します! 話のきっかけは、新発田川放水路の河口部でサケが見つかったことから。 目的は下記の案内文のとおりで、川を見直すきっかけにしてほしいから。 ぜひみなさん参加してください。 *下記の文章は御免町小で配布されたものをそのまま転用しました。
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加治川ネット 平成13年度総会報告 2月3日午後6時より、豊谷殿において、平成13年度総会が開催されました。 宮坂顧問をはじめ、会員18名が参加し、12年度事業及び決算、監査の報告が行われ、承認されました。 1,12年度事業報告について 12年度事業としては、アファンの森視察、加治川のごみ清掃、阿賀北の池沼調査は計画通り取り組めて一応評価できるものの、会報の発行や、学校ビオトープの推進会員の参加率等では不満の残る結果となりました。 事業全体としては、70点くらいの評価と事務局サイドは判断していると報告がありました。 2,13年度事業計画 平成13年度の事業計画では、内容的に煮詰まっていない事業が多いため、再度幹事会で検討したうえで、報告することで承認されました。 *加治川ネット21 13年度事業概要を参照してください。 3,その他議題 その他の論議としては、 ・会の事業が専門的に成りすぎて、一般会員が参加しづらいとの意見もあり改善する。 ・会員の拡大に引き続き努めると共に、会員が参加しやすい事業計画や情報提供をどのように進めるか検討する。 ・会の活動基盤の強化を図る。(補助金の活用) 等が話し合われました。 その他として、幹事より次のような報告がありました。 ・市長との懇談会の募集があり、当会が応募したしたこと。 (2月26日午後7時よりボランティアセンターにて実施される。会員20名参加。) ・加治川を愛する会との懇談会を1月12日に実施し、今後協力して事業を進める土壌ができつつあること。 報告 渡辺利道 |
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加治川ネット21 平成13年度事業概要 平成13年度の事業計画の概要がまとまりましたので、連絡します。 4月分までは、内容が確定していますが、それ以降は予定が変更となる場合がありますので、詳細が決まり次第お知らせします。都合のつく行事に積極的に参加くださるようお願いします。 1.体験・共有事業(体験を通して現況を知る)、環境整備事業(河川環境の美化) @3月17日午後1時から 加治川の右岸(桑の口付近)で桜の苗の植栽 二葉小学校生徒、父兄、加治川を愛する会、ネット21 担当:渡辺、田中 A3月25日午前10時30分より 清水園前の新発田川で、鮭の稚魚の放流を実施。 (公共下水道の供用開始をきっかけとして、市民レベルでの新発田川の水質改善を目指す活動) 担当:藤田 B4月21日(土曜日)午後より、クリーンアンドウォーク事業を加治川を愛する会と共催で実施。加治川堤防の桜の現況確認と同時に、毎年7月に実施していた不法投棄物回収作業も行う。 担当:渡辺、遠藤 2.調査・啓発・伝達事業(温故知新、知り、学び、集め、伝える) @昔の加治川、今の加治川。 (写真・資料収集・編纂、ホームページ、映画上映、シンポジウムなどを通じて加治川の桜の歴史と魅力を再発見し、新発田地域の緑の百年物語としての位置付けを図るも の。) 企画書を作成後、具体的な行動計画を検討する。 担当:小柳 A阿賀北の池沼調査 (身近な水辺の再発見。ちょっとした探検気分が味わえ、しかも、秋の味覚が堪能できる機会もある。) 昨年に引き続き第3回目を10月に実施。 担当:相馬 3.親水・体験事業 (川の楽しさと危険を知り、川に遊ぶ、川を学ぶ) 川との付き合い方を体験する、「川の大楽校」を開校する。 開校時期 夏休み期間(7月下旬から8月末) 対象 小学校4〜6年生 講座内容は今後検討 担当:永野、藤田 |