加治川ネット21環境講座 第2回「水辺の大楽校」    
            ぼくらは五十公野公園探検隊!!
                                          
                                           報告者 若 月   学 
 平成13年8月26日新発田市の五十公野公園において、小学生を対象に五十公野公園の水生生物
・植物などの調査をしました。
参加者みんなは、身近な五十公野公園の生物や植物の多さに改めて驚いた様子でした。
 五十公野公園には、トノサマガエルや環境庁で絶滅危惧種に指定されているメダカなどの生物がいる
ことや升潟の周りの水辺の草と五十公野山の植物との違いなどについて学びました。
 この五十公野公園のすばらしさを満喫した一日になりました。
 私たちは、この五十公野公園のすばらしい豊かな生態系を子供たちにつたえていきたいと思いました。
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   2001.8.26『ぼくらは五十公野公園探検隊!!』に参加して

             〜トン汁隊長からの見解(レポート)〜
                                           報告者 宮野 昭平
 みなさんトン汁はいかがでしたでしょうか。私は探検隊ではなくトン汁隊でしたので、調査活動は少しし
か参加できませんでしたが、升潟で子供の頃に捕まえて遊んだ生き物たちがまだ生息していたことは大
変嬉しく思いました。
 参加された皆様も新たな発見や驚きがあったことと思います。
これからも升潟を中心とした五十公野公園の生態系を一緒
に守っていきましょう!

昨年調査をいたしました兵庫県加古川市の「清流保全と水辺
のまちづくり計画」について少し紹介したいと思います。
 加古川市は加古川をはじめ多くの河川が300を超えるため
池など水と深く関わっており西暦2010年を目標に「水とともに
生きるまち、加古川」を目指し4つの基本目標を設定し市民、事
業者、行政の責務を明確にし事業を進めておりました。
 目標の1つは、「清水循環都市」清流に呼ぶにふさわしい豊で
清らかな水が流れるまち。2つ目は「水辺生物多様都市」生き物
との共生をはかり地域での種の保全や生態系の保全。3つ目は「水緑綱都市」水と緑が一体になった安全
で快適な水辺づくり。4つ目は「水文化都市」水と生活とのかかわりを学習できる機会をつくると共に、新た
な水文化の振興や育成をはかること。以上4つの目標を掲げ、地域の特徴を尊重しながら6地域にわけ、
それぞれの実情に即した地域計画をい策定し実施しているとのことです。

 中でも、子供たちや市民等への環
境学習、ビオトープの拠点づくり、た
め池ごとの環境、生態、調査などを
実践し、貴重種の発見、保護、保全
を行っているとのことで、現在の加
治川ネット21の活動と同じ事業を行
政が本気で取り組んでいることを肌
で感じました。  以 上










2001 五十公野公園水生生物の調査結果