飯豊本山

2017年6月10日&11日
山岳会の会山行で大日杉より飯豊本山へ行ってきました

コースタイム

 6/10  0658登山開始 0800長之助清水 0944地蔵岳 1135御坪 1245切合小屋一泊
 6/11 0535切合小屋発 0611草履塚 0748〜0752本山 0905草履塚 0930切合小屋 1041御坪 1221地蔵岳 1343長之助清水 1427大日杉下山 
 メンバー:坂井 渋谷 遠藤 渡辺し 二瓶  阿部
 大日杉小屋駐車場に着き登山準備をしていると小雨が降って来た。 天気予報は曇りで昼頃から雨の予報、早く雨雲が来たかなと思いながらカッパを着用して登山開始する。 雨が降ったり止んだりの繰り返しだったが地蔵岳に着く頃には雨は止んだ。 晴れることを期待してカッパを脱いだ。 ここの展望台から本山を見ると、頂上付近だけガスが掛かっている状態であり悪くはない。 御坪で昼食を摂っていると雨が降り出した為、再びカッパを着用した。 稜線を見ると黒い雲が掛かっていて嫌な天気だ。 御沢のトラバースは雪が柔らかかったためアイゼンは着用せずに、そのまま雪渓を登った。ところが稜線に近づくに連れ強風と雷雨、そしてついに霙も降ってくる。 あまりの強風のため身を低くして対風姿勢を取った。又雷が近くになっていて怖かった。 辛い思いでなんとか切合小屋に着いた。 ここでしばらく待っても雨は止みそうも無いため、本山小屋泊は断念して明日本山を目指すこととなった。 雪を溶かして水を作り夕食時間にはかなり早いが、そのまま夕食となる。 寝るまで4時間以上も飲み食いしていた。 夕方には雨が上がり大日岳も見えて来て明日の天気に期待がもてた。 しかし夜半には再び雨風が強くなり、小屋に吹き付ける音が喧しかった、そしてかなり冷え込んだ。
翌朝は晴れて綺麗なご来光を見る事が出来た。 このまま晴れることを願ってアイゼンを付け気分よく本山目指して出発する。 山頂付近の木々は霧氷が付いて綺麗だった。 しかし頂上に着くころにはガスが掛かり何も見えなくなってしまった。 残念だったが雨が降らないだけでも良かったと思い、集合写真を撮り早々に切合小屋に戻った。 帰りは御沢を降りた。 最初は急斜面の為慎重に下ったがピッケルがあれば心強いと思った。 御沢から登山道に出るところは解りずらいがすぐに見つける事が出来た。 飯豊の穴堰は雪で埋まっていて見る事は出来なかった。 例年に比べて寒くて残雪量が多いように思われた。 長之助清水で美味しい水を飲み無事に大日杉に下山した。


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