2008年 12月 7日

下越山岳会がんばり登山で
鳥 坂 峰
(948m) に行ってきました。

ttosakamine

 メンバー
 小野CL、坂場SL、石井、田辺、佐久間、高橋、渡辺(し)、中村(清)、太田、二瓶、諏方、渡部(哲)、中村(義)、椎谷、田中、会田、渋谷(記録)
 コースタイム:
 0600五十公野公園出発 0630胎内第二ダム着 0650登山開始 0735胎内第1発電所 0758尾根取付 0830貯水タンク 0950涸池 1050ウドのくびれ 1200鳥坂峰山頂 昼食 1315下山開始 1345涸池 1500貯水タンク 1510林道 1620胎内第2ダム着 1630ダム発 1700五十公野公園着
 鳥坂峰は胎内市の奥胎内に行く途中、胎内川の右岸のにある山です。
この右岸の尾根は牟礼山〜一本松〜鳥坂峰〜大樽山〜アゴク峰〜飯豊連峰鉾立峰と連なっています。

 下越山岳会、毎年恒例の「がんばり登山」今年最後の会山行の為か参加者が多い。 まだ薄暗い中4台の車で、 五十公野公園を出発する。 途中の道路は除雪した跡があった。 今朝けっこう雪が積もったようだ。胎内第二ダム から先はゲートがされており、車は進むことが出来無いため道路脇に駐車する。 ここから第一ダム付近の尾根取り付きまでは、歩かなければならなかった。

 それぞれ準備して総勢17名で出発する。皆さん元気があり歩くスピードが早かった。時速にして約5km/h位では! 先頭にかなり遅れてやっと付いて行く。 天気予報では雪のち曇りで、悪い方向に外れることを考えていた。 ところが天気は良い方に向かい、サングラスが必要なくらい太陽が照る。 道路脇や対岸の木々は、真っ白い雪の花が咲いた様に、何とも言えない美しさである。

 第一ダムに到着。左側の水路から直登すると思ったが、悪い所があるというので、少し先の工事用道路から周って、尾根の取り付き迄行く。 担当者が偵察山行したときの標識が下がっていた。 標識が無いと登り口は判りずらい思った。 貯水タンクまで壺足で登り、この先からはワカンやスノーシューを装着して登る。 最近スノーシューを履く人が増えてきた。そしてここからラッセルを強いられる。 雪の深い所はワカンを履いて股のあたりまで埋まった。又雪で曲がった枝が進路を妨げ、時々ヤブコギ状態である。 又木の枝に付いた雪が落ちてきた。 でも17人の交代でのラッセルは進み方が早かった。 我々の進む方向には、獣の足跡が先行していた。獣も歩きやすい所を通るのだろうか。

 対岸の風倉山や三光山は、太陽が当たり光って見えて綺麗だった。山頂付近を見ると雪煙が舞っている風が強いのだろうか。ブナ林は木の枝に雪が付き、それが太陽に反射して綺麗だった。稜線上の隙間からは堂々とした大境山が偉容を誇って見えた。 期待していた杁差岳は、山頂部分がガスに覆われており、その姿を見ることが出来ず残念だった。

 チームワーク良く、一人3〜5回のラッセルでどんどん進み。そしてほぼ計画した時間通り、全員山頂に到着する。 頑張って登って来たせいか、皆さんの笑顔が良かった。 山頂で三つのツエルトを張り、それぞれ昼食と軽い宴会を実施する。そしてリーダーが13時出発と言う。もっとゆっくりしていたい気持ちだが、下山のことを考えると時間的な余裕がないので、慌ただしく、早々に撤収して下山開始した。下りはラッセルが無い分早かった。 一気に林道の取り付き迄下山する。 そしてデポしておいてくれたグレープフルーツを美味しくご馳走になった。

 ここから、第二ダムまでの林道歩きのスピードも早かった。先頭の歩くスピードは推定時速5〜6km/hだ。 我々最後尾 もかなり早いと思うが、どんどん離れていき見えなくなった。あれだけラッセルして疲れていると思うのにまだ余裕のスピード、さすが下越山岳会メンバーだ。 そして予定通りの時間に、車を停めてある胎内第二ダムに到着した。

写真をクリックすると大きく表示されます。


胎内第2ダム

胎内川

胎内川左岸

尾根取り付き

風倉山

大境山

ブナ林

ブナ林

杁差岳

小川の頭

ブナの木

山頂にて


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