2007年3月17日

   
西俣の峰  (山形県小国町) に行ってきました。

 メ ン バー : 田辺、石井、上條、渋谷
 コースタイム : 0530五十公野公園発 0650奥川入荘到着 0720登山開始 0853十文字池 1005西俣の峰山頂 1110山頂発  1145十文字池 1240下山奥川入莊

4月の会山行行事の偵察、ということで西俣の峰迄行ってきました。
天気は雪が降ったり止んだりだが、視界は割合と良かった。又一時的に雲の晴れ間から、大ー尾根やクサイグラ尾根が見える。でも山頂部は雲が、かかっていて見えなかった。
3月半ばなのに数日前からの寒波で、新雪が50cm位積もったようだった。スノーシューで膝まで埋まるくらいのラッセルを、交代でしながら前進する。凍った雪の上に新雪が積もり、急斜面はラッセルしても滑り落ちる為に登り辛かった。尾根上の急斜面で雪面上部に小さな亀裂が走る。 沢沿いは表層雪崩が起る条件だと思った。予定では上ノ境から東俣川に降りて状況を確認するつもりだったが、雪の状態が悪いので、西俣の峰で取り止めとなる。山頂の風の当たらない所でツェルトを張り、少し早いが昼食とする。 ツェルトは降る雪と風で舞上がった雪が積もりその重みで天井が段々下がってくる。その度に下から突っついて雪を落とす。

下山時には我々の登ってきたときのトレースは消えていた。風で雪が舞い上がりトレースを消したようだ。雪瓦も少し出ており、帰りは登って来たときと違う風景に感じられた。下山中に単独登山者が登ってきた、小国山岳会の井上さんだった。小玉川小中学校の卒業式に出席した後に、登って来られたとのことでした。 しばらく会話をした後に井上さんは単独、西俣峰方向へ、我々は下山方向へと別れる。

奥川入莊の風呂で汗を流す、又赤飯もご馳走になり、いろいろな山のお話を聞いて有意義な時間を過ごした。田辺さんはここに1泊して、明日も仲間と西俣の尾根の偵察に行かれるとの事。来週は三匹穴一泊の頼母木山でしょうか。帰りは3人で家路に戻る。
 


尾根をラッセルしながら登る

尾根より倉手山

尾根より大ー尾根

尾根を振り返る

十文字池付近

尾根をラッセルしながら登る


西俣の峰山頂付近


山頂より下山開始


下山途中で
井上さんと出会う

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