メンバー : 渋谷、安沢 高橋、渡辺(し)、石井、宮下、榎本、中村 椎谷、小野 |
コースタイム:
0500五十公野公園出発 0545登山開始 0620鉄塔跡地(371m) 0748棚橋山頂 0920ピーク(678m) 1012馬の髪山頂 1100−1150鞍部で昼食 1225ピーク(786m)
1236俎倉山鞍部 1306-1330俎倉山頂 1532下山 1610五十公野公園着 |
下越山岳会の会山行で棚橋山から俎倉山まで縦走してきました。
五十公野公園集合は5時、近くの山にしては集合時間は早いが、20日前下見に行ったとき、時間切れで馬の髪山の手前で、引き返したからである。
暗闇の中ヘッドライトを点けて、登山開始。 鉄塔跡地までは雪もなく管理道を登る。 朝4時半の天気予報では晴れマークなのに曇りである。 これから段々良くなるのを期待する。でも視界はとても良い。周りには春を告げるマンサクノ花が咲いていた。 心配していた400m地点の雪の状態は緩んでいて登りやすかった。ここが凍っていたら辛いところだった。 下見山行に来たときから今日まで、山には雪がほとんど積もってなく、お陰でラッセルすることもなく、比較的に短時間で棚橋山に着くことが出来た。
山頂からの眺めは、南は御神楽岳、白山、五頭連峰、北は高知山、二王子岳、赤津山がはっきりと、雄大に見えた。 棚橋山から馬の髪山に向かう尾根は痩せ尾根、「もし落ちるんならば右側だよ」等と冗談を交えながら、注意して前進する。 そこは雪瓦も無く雪も緩んでいて、そんなに緊張することもなく通過できた。 馬の髪山近くで、カモシカの足跡が山頂方向に続いていた。 通ったばかりのようである。 我々を案内しているようだった。 やがて夏道とぶつかる地点で、見覚えのある風景が現れた。 そこは馬ノ髪山山頂だった。 ここに12時迄到達出来なかったら、往路下山する予定だったが、余裕で着く事が出来た。 おかげでゆっくりと周りの風景を楽しむ事が出来た。 そして馬の髪山から下がった鞍部で昼食とする。 手際よく雪のテーブルと腰掛けを作り、それぞれ持ち寄ったモノで楽しい昼食会。 広い平地が広がり気持ちの良い場所であるが、複雑な地形であり、ガスられたら辛い場所である。 現在地をGPSで確認し、コンパスで786m地点に合わせて前進する。 周りには立派な天然杉がありしばし見とれる、そして、杉をバックにそれぞれ記念撮影をする。 やがて地図上の786mピークと思われるところに到達、そこから俎倉山山頂を見ると、登山者が居た。 その登山者とは俎倉山の登り返しですれ違う。その人達は新発田山岳会の人達だった。しばし会話をして別れ、最後の急登をゆっくりと前進。 そして無事に俎倉山頂に到着し、目的を達成する。
帰りは2週間前に登った冬道から降りる。その時はガスって居てルートを外し、俎倉山まで到達できなかった。 その時に間違ったルートを確認する。そして予定よりも早く、無事に駐車場に到着した。この山々は標高こそ高くはないが、眺めが良く、静かで豊富な自然があり、ルートも楽しめる、おもしろい山である。
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