2005年4月9日

高知山(1024m)〜二王子岳(1421m)
に行ってきました
 コースタイム
  五十公野公園出発0500
  0534登山開始 0648山の神 0717林道から尾根に取り付く 0808(675m)ピーク 0848大岩 0905高知山山頂 0945場割越途
  1112場割峰(1217mピーク) 1230二王子岳との分岐 1243雨量計 1246二王子岳山頂 昼食 1348避難小屋発 1446独標 1640南俣着
 1700五十公野公園

 メンバー 
  高橋 石井(良) 木戸 宮下 渋谷

 
 新発田市南俣から高知山〜二王子岳へ行ってきました。ここは雪のあるときにしか行けないルートで、今回で2度目になる。
 五十公野公園を車2台で出発。 降り口に1台車をデポして、登り口に向かう。林道は車止めのゲート迄除雪がされていた。

 ゲートから先は、雪がたくさんあったがワカンは必要なく、トレースも残っておりつぼ足で歩くことが出来た。
 山の神で、家内安全、登山の安全や良縁?にと、それぞれお祈りする。この付近からどの尾根に取り付いても高知山に行ける。
 ワカンを装着して急斜面を登り始める。 周りは春一番に咲くマンサクの花が満開、雪の白さと黄色い花のコントラストが綺麗だった。
 山頂に続く尾根上は、今朝通ったばかりの、猿、キジ、カモシカの足跡が我々の往く方向に、仲良く並んで続いていた。
 誰かが鬼退治に行く桃太郎みたいだねと(^_^;)

 天気予報では、朝から晴れの予定だったが山頂方向はガスが掛かっていた。GPSの試験をする為スイッチを入れたら、電池がない。
 最悪の場合、時間を決めて往路を下山する事で一致。 長い間続いていたキジの足跡は高知山手前で右に逸れていった。
 高知山で小休止。じっとしていると、とても寒い。西から天気が変わってくるのだが、その方向を見ると雲が低く垂れ込めて暗い雰囲気。
 これから行く三王子付近にもガスが掛かっていた。

 鳥井峠を過ぎる頃、ついに周りはガスで、何も見えなくなってしまう。 平坦な雪原が続きコンパス便りに前進するが、予定したルート
 では考えられない位大きく下り始める。そこは1140m地点の場所だった。間違いに気づき登り返して元に戻る。
 地図を眺め周りの地形をよく見渡すと左方向にも尾根が伸びていた。 そこが正規のルートだった。
 場割峰を過ぎて赤谷越途付近で、またもや予定ルートにはない下降が、再び間違ってしまった。地形図ではこのまま下降して
 登り返しても、二王子岳の雨量計付近に出るはずだが少し辛い。再び登り返し、なんとか三王子への登りの尾根を見つけ
 一同ホットする。 三王子の登りの最後の急斜面。この尾根道は思ったより雪が柔らかくて、難なく前進できた。
 前回は凍った雪面で、ワカンだけでは辛かった所である。 二王子岳避難小屋に着く頃には晴れて来る。天気が予報より
 半日遅く回復したようだった。

 二王子岳避難小屋の中には峡彩山岳会のメンバーが居られました。 皆さんスキーで登って来られたようだ。
 ここで少し遅い昼食を摂る。小屋の外に出てみると、青空の下、真っ白な飯豊連峰がその姿を現している。今年の飯豊は
 雪が多いようだ。 高知山方向には我々が登ってきたトレースが続いており、雄大な風景である。 快晴の中下山する。
 独標では積雪3.5mで5日前より0.5m雪解けしたようだ。1日に10cm溶けてる計算だ。 尻セードで滑り台感覚、楽しみながら
 一気に南俣まで降り、デポして置いた車でもう一台の車を回収に行き、予定通りの時間に五十公野公園到着でした。

 地元の山ということで安心感があったのか、ついつい先を急いで小ピークを通過するが、それが間違いだった。
 しかし迷ってもすぐに気づき、冷静に対処できたことが良かった。 毎年行きたいお気に入りのコースです。


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山の神

尾根のマンサクの花

キジとカモシカの足跡

高知山付近より
場割り峰

高知山付近より
鳥井峠方向

鳥井峠付近

鳥井峠付近を登る

三王子方向

三王子方向

赤谷越途付近より
場割り峰方向

三王子付近

二王子岳避難小屋

山頂より
お花畑方向

二本木山

二王子山頂にて
峡彩山岳会と

飯豊連峰パノラマ
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