2005年 1月 3日  二王子岳に行ってきました。

0618田貝から登山開始 0718二王子神社 0810御子岩 0830一王子小屋 0916独標 1130二王子山頂小屋
1300二王子小屋発  1331油こぼし 1410独標  1440一王子小屋 1516二王子神社 1605田貝着
天気予報では晴天。 下越山岳会毎年恒例の二王子岳正月登山(元旦の昼から登り一王子小屋泊、2日に山頂迄行き、又一王子小屋泊して3日下山)は仕事で行けなかったが、2日夜の一王子小屋との無線交信で山頂迄トレースが付いているとの事で二王子岳登山を決定する。

いつものことながら雪の為林道は通れず、田貝集落の路上に車を駐車する。駐車場は無く民家の前での駐車は気が引けた。まだ真っ暗闇の中、4人の登山者(3人男性パーティと単独女性)が準備を終えて出発して行く。林道は踏み後が付いておりワカンは必要なかった。二王子神社に初詣して登山の無事を祈る。一王子小屋に着くと下越山岳会メンバー8人が下山準備をしていた。 新年の挨拶実施「今年もよろしくお願いいたしまーす」 そしてホットウイスキーをご馳走になる、体の中から暖まり元気が出てくる。

前日も二王子岳登山をした新潟市の3人が今日も登ると言う事で、一緒に山頂を目指す。前日もラッセルしたとの事であるが、2日続けての二王子岳登山。前日の疲れが全く無い様なペースで登って行く。凄い体力の持ち主の人達である。独標のマストでは積雪2m、1週間前に来たときは1mであった。ここからは青空の下、日本海、淡島、真っ白な新潟の平野が綺麗に見えた。 油こぼし付近迄、前日のトレースが残っていたが、この上部からラッセルを強いられる。山頂方向を見ると雪煙が舞っている、太陽は出ているが、かなり寒そうである。 稜線上に出ると雪煙舞う地吹雪が強く吹きつけ、体が飛ばされそうになるが、忍耐で前進。前日は視界が全く駄目であったと聞いたが、今日は風が強いが、この時期にしては滅多にない晴天でる。雪と風が作り出した芸術品シュカブラや、真っ白い飯豊がとても綺麗だ、写真撮影をするが強風で安定せず。 ほとんどが雪に埋まった二王子小屋(前日入り口付近を掘り起こしたとの事)の中で昼食。中は静かで暖かく別世界の様な感じがした。それでも小屋の温度は0度である。熱燗酒とラーメンが美味しい。単独登山者(新発田山岳会)も来られが小屋で昼食後、早々に下山していく。単独女性登山者は途中で引き返したとの事だった。

我々も下山開始すると、登山者が登ってきた。 2人連れ(無線仲間だった)と単独登山者が2人がである。 「充分気お付けて行って来て下さい」と言葉を掛ける。今の時期に登る人は熟練者しか居ないと思うが、山頂付近はホワイトアウトになったら、かなり厳しい。天気はいつ急変するか解らないし心配だったが、下山後二王子山頂付近を見ると、雲は掛かって無くその姿を現していたので、安心する。


山頂方向を望む

油コボシ付近より

油コボシ付近より

稜線を行く

稜線より

山頂方向

山頂方向

山頂方向

雨量計と
二本木山

青春の鐘と
飯豊連峰

飯豊連峰
大日岳

二王子小屋

二王子小屋付近
より雨量計

雨量計

山頂方向


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