蒜場山  馬差し尾根〜米平尾根
  2004年4月17日


 メンバー:田邉、上條、諏方、渋谷
 0620俎倉登り口発 0710加治川治水ダム 0755タンク 0805小俣沢 0830エンドの飯場 0900大旦那の木  0935馬差しの尾根鞍部(稜線) 1100馬差し 1230蒜場山頂 1330山頂発 1345山伏峰 1440烏帽子岩 1500岩岳 1620加治川治水ダム 1720俎倉駐車場
 赤谷林道は俎倉山駐車場でゲートがされており、その先に車は行くことが出来なかった。 ここから歩き始める。林道は5月の連休過ぎでなければ開通しない。加治川治水ダム左岸の藪道を進む。しばらくすると'旧赤谷鉱山の跡と思われるところに、鉄製のタンクがあった。そのまま前進して雪渓を下り、小俣沢を渡渉する。水量が多いと徒渉は出来ないだろう先頭が反対岸の垂直の岩をトラバースして上に上がり、ザイルを下ろしてくれた。そこから10m位登った所が旧赤谷鉱山跡地でエンドの飯場である。付近にはトロッコのレールや鉄製のガードの残骸が散らばっていた。山奥の急斜面にこのような物があるとはとても想像が出来ない。その当時の工事は難作業であったに違いない。赤谷鉱山の資料は戦後処分されて残ってないらしい。そのまま獣道を進むと立派なブナの木が現れる。ブナの木には熊の爪痕がたくさん残っていた。急斜面を登り馬差しの尾根の鞍部に上がると、周囲が開けて四ツ倉や飯豊連峰が望まれた。ここからはヤブコギを強いられる。思ったよりも残雪がなく体力、時間を消耗した。山頂近くでやっと雪渓歩きになる。しかしガスが掛かり始め展望は効かなくなる。予定よりも遅れて山頂に到着した。山頂は畳2枚位の土がでていた。誰も居らず踏み後もなかった。そこで1時間くらい休憩して米平新道より下山する。途中で登山者の足跡を発見する。2人位が途中で引き返したようだった。心配していたウサギ戻しは思ったよりも雪が少なくて、無事に通過することが出来た。尾根から馬差し尾根を望むと、我々が取り付いた尾根も確認できるが、はっきりしたルートはいまいち解らなかった。だが小さな沢と桜の木の花が、目印の尾根だという事は間違いないように思われた。烏帽子岩も頂部分は雪が無かった。そして残雪を踏みしめながら無事に加治川ダムに到着した。山頂方向を見ると青空が出始めていた。ここから1時間歩いて俎倉の駐車場に無事到着した。

加治川治水ダム付近

鉱山後

小俣沢

エンドの飯場付近

エンドの飯場

馬差し尾根

馬差し尾根

馬差し尾根

馬差し尾根

蒜場山山頂

米平新道下山中

米平新道下山中

米平新道下山中

米平新道下山中

米平新道下山中


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