ビールノカッチ  960m

  2017年3月26日

 メンバー:矢沢 高橋(正) 石井 高橋(陽) 小野 佐久間 安沢 石山 渋谷
 コースタイム:0651登山開始 0945大杉 1040ビールの頭 1206下山開始 1238大杉 1428下山
 
 蒜の頭がビールノカッチになったのではないだろうか。蒜とはネギ、ニンニク、ノビル等の事を言う。すぐ近くにある蒜場山がこの山の麓に沢山の蒜を栽培したことによるのではないかと山名辞典に載っている。
阿賀町の水沢集落から林道を約1kmの所で雪の為に車は進めなかった。ちょうど5台位駐車出来るスペースがありそこに車を停めた。すでに仙台ナンバーの車が1台駐車してあった。前回(大段山)に来た時よりも林道上の残雪は多い。治水ダム付近は上部から雪崩れたデブリが沢山あった。一人一人の間隔を開けて注意深く通過したが午後からは嫌な所だ。上の峠迄は行かずにショートカットしながら軽いラッセルで上を目指した。稜線上には大きな杉があった。この近くで仙台の単独登山者が降りてきた。今朝仙台から出てきて棒掛山を登り降りてきたとの事。我々とは別ルートである、なかなかすごい人が居るものだと感心した。ビールノカッチの登りは急斜面なのでピッケルを挿しながら前進した。ここは幅が広く木が無い為、雪崩の起こる危険性は大である。ビールノカッチからの眺めは最高だった。天気も良く真っ白な蒜場山が目前にあり、飯豊連峰や阿賀の山々も綺麗に見えた。ここで帰りの長い林道歩きの事を考えると棒掛山へは時間的に厳しいので断念した。昼食を摂って下山した。蕗の塔を採りながら長い林道を歩き駐車場に着いた。棒掛山へ登るには林道の奥まで車が入れる事と早い時間に登り始めなければ、難しいと思った。
 
   
GPS軌跡
 


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