2008年 10月 19日
権内尾根から
杁差岳  に登って来ました。

コースタイム
林道〜 0545第1吊り橋 0607第2吊り橋 0707カモス頭 0738権内ノ峰 0808千本峰 0857前杁差岳 0930長者平  0945杁差岳山頂 1045山頂発 1141千本峰 1203権内ノ峰 1233カモス頭 1324第2吊り橋 1350第1吊り橋 林道
 大石ダムから登る権内尾根より杁差岳へ行ってきました。
このコースは登る人が少なくとても静かです。 そして杁差岳はどこから登っても時間が掛かる
山だと思う。 東俣川林道車止めのゲートから約5kmで、やっと第1吊り橋の登り口である。

前日、下越山岳会は西俣川沿いの大熊小屋に一泊、翌日杁差岳を登る予定なので、山頂で合流したいと思い、権内尾根から単独で登る。 このコースは登山者が全く居らず、暗い林の中は心細かった。 熊と遭遇しないように鈴を鳴らしているが、それでも途中、何度も一人で大声を張り上げながら登った。 やっと稜線上の明るいところに出てホットする。 山岳会の本隊との無線交信で、今朝大熊尾根の途中まで登ったがアクシデントがあり、山頂には行かずに引き返すとの連絡を貰う。 たいしたアクシデントでは無いとのことだったが、無事を祈る。途中、LTKやVXT局と交信しながら単独山頂を目指した。上部は紅葉真っ盛りである。 山頂近くの長者平は、草紅葉と池塘でなんと言えない良い雰囲気だった。ここで栃木から来られた、ご夫婦の登山者と会う。今日初めて会った登山者である。 誰もいない杁差避難小屋の中で、早めの昼食を摂り下山しょうとすると、足の松尾根から登ってきた3人組と会う。人と会うとホットする。 登山者が多すぎると良くないし、誰もいないと寂しいものであり、わがままなものだ。そして、再び往路を下山する。月夜平のブナ林は紅葉がまだ早かった。 ここのブナ林は飯豊の中で私が一番好きな場所だ。 天気に恵まれ、自然がたくさん残っている杁差岳はとても良かった。



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