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女性ホルモンがないとパ病になる?


 海外のMLの情報です。女性ホルモンであるエストロゲンの不足が脳のドーパミン性細胞の衰退死の原因か。=医学専門誌「ニューロサイエンス」12月号米ニューラル移植再生プログラム主任ユージーヌ・レッドモンド・ジュニア・エール大学医学部教授ら研究グループは、サルの体内(?)から女性ホルモンのエストロゲンを全て取り出したところ、ドーパミンを生産するドーパミン性ニューロンの30%以上が失われたことを発見した。

 なぜこのような結果になるかは不明。この結果は、男性のパーキンソン病の発症率が女性より高く、生理が終わった女性の方がパーキンソン病の発症率が高いという二つの事実をそれぞれ裏付けている。研究者らは、「エストロゲンの大量補給により、ドーパミン性細胞の再生が可能になるとも考えられるが、まださらなる研究が必要な段階」としている。私は26歳でもう女ではなかったのだろうか?(と)


 この結果は、男性のパーキンソン病の発症率が女性より高く、生理が終わった女性の方がパーキンソン病の発症率が高いという二つの事実をそれぞれ裏付けている。研究者らは「エストロゲンの大量補給により、ドーパミン性細胞の再生が可能になるとも考えられるがまださらなる研究が必要な段階」としている。

 このことから、閉経後の女性にエストロゲンを投与すればパーキンソン病になるのを防げるのではないかと短絡的に考えてしまいそうですが、いままでの研究の結果だけでエストロゲン療法をするのは時期尚早。さらなる研究が必要と言っているのでご注意を!!!

 私は26歳でもう女ではなかったのだろうか?
 このエストロゲンに関する研究は一般のパーキンソン病の発症要因のひとつの可能性として考えられるということであり、若年性パーキンソンニズムの発症に関してはあてはまらないと思います。(よ)


 女性ホルモンがなくなるとP病になるはずはありません。男性全員がp病になりやすいかと言えば、そうではない。逆に女性の方が多いのですからね。ひとつの可能性として、女性の場合、P病と女性ホルモンとの関連性が有為性をもって認められると言うことなのでしょう。(s)


 私も、PARKINSN(ML)で同じ記事を見つけて、興味深く読んでいたところです。私の場合、更年期にあるので、一時期、ホルモン補充療法をやっていたのですが、少し落ち着いてきたので、今年の8月からやめています。パーキンソン病を悪化させないために、ホルモン補充療法を再開したほうが良いのではないかと真剣に考えます。

 もっともこの記事によれば、ホルモンの脱落後30日経つと、ドーパミン細胞は生き返らないと書いてあったと思います。と言うことはもう遅いと言うことか!情報が多いのは、大変ありがたいことだけど、心配事も増えていくわけだなと考え込んでしまいました。(は)