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マイケル・J・フォックス基金


 マイケル・J・フォックス財団がパーキンソン病の研究のための基金を設立したと12月15日に発表。パーキンソン病の原因究明、または治療のための研究に対して資金を提供する目的のものです。資金提供を希望する研究者は2001年2月1日までに書類を提出する事。一件につき10万ドルまで支給。10件まで提供する予定。2月1日の締め切り後、早急に審査したのち2月末もしくは3月初めにはどこに資金を出すか決定し発表する予定だそうです。

 詳細は、 http://www/michaeljfox.org/

 それにしても、この時期にこの発表をして早く審査を進めるのは、大統領選がブッシュさんに決着したのに危惧を抱いているのでしょうか。ブッシュさんの勝利とはいえ上下院では共和党、民主党とも数では拮抗しているのでいっきに保守色に転じる事は無いとは思いますが・・・。お父さんのブッシュさんの時は胎細胞の移植は禁じられていました。

 民主党に政権が移行してから再開されました。パーキンソン病に関する研究は滞りなく進んでもらいたいと思います。フォックス財団がどういう研究に資金提供していくのか興味があります。マイケルの短いメッセージのビデオを見る事もできますよ。(k)


 これは医学部研究者の方々はご存知なのでしょうね。たとえば、マイケル・J・フォックスさんはES細胞による治療を推進しているので、この関係の研究者の方々はご存知なのかしら。こういうパ病関係の奨学金は本当に研究者の方々を勇気付けると思います。

 どこかのサイトでパ病研究者の方の名前と研究内容と奨学金の額が出ていたけれど、日本人の研究者の方の名前もあったような。でも、日本人の場合、英語も勉強しなければならないわけで、たいへんな情熱が必要だと敬服します。(と)


 医学部研究者は、研究費をなんとか手に入れようと、いろいろ自分の関係する分野の奨学金などを常にチェックしています。この基金についても、関係している研究者は情報を手にしていると思います。基礎医学の研究費を、公的に手にいれるのはなかなか大変なので、このような奨学金は研究者にとってありがたいでしょう。(よ)