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SPRINGの会合に出て


 今日、英国の患者の作る研究推進グループ、SPRINGの年次会合にでました。今日、メンバーになったばかりですが、情報の重要性をつくづく感じました。お医者さんの知識はすごいですね。今日の講義をしてくださった先生はすごい知識でした。

 中でも興味深かったのがフリーホスピタルの医師の話です。殺虫剤や除草剤にさらされた人にパーキンソン病を発症する人が多いが、そういう環境にあった人でも、パーキンソン病になる人とならない人がいるのは、パーキンソン病を誘発する遺伝子というのがあるかららしいです。

 また、胎児のES細胞は本当に期待できるということ、大人の幹細胞はやはり限界があるということ。COENZYMQがパーキンソン病に有効というのは新しい話ではないようです。ES細胞の技術、ドーパミンアゴニストでパーキンソン病の将来は明るいと言っていました。

 SPRINGは治癒を焦点にしています。どんなに悪くなっていっても、治癒の方向を向いていたいなと思います。イメージングが効果があるなら、こう思いつづけてみんなでそれを強めていけば、とてもいい効果があるような。今日、となりに座った人が、「私達は苦しむために生まれてきたのではない」と言っていたのが印象的でした。(と)


 お疲れ様でした私なんか、日本で開かれたとしても、なかなか出席する元気がありません。異国の地でもそのバイタリティ、頭が下がります。そう言えば私の最初の主治医のN先生も農薬を疑っていました。私は農村育ちなので、農薬は身近にある環境です。学校でも化学を専攻しましたが、実験中などよく頭痛がしたものです。(777)