※前のページに戻る時には、ご覧になっているブラウザソフトの『戻る』ボタンをご利用ください。m(_ _)m

P病患者の性格、生活習慣


 コーヒーを飲んでいる人にP病が少ないとの報告がされています。その理由についていろいろの研究がなされているようですが、カフェインがアデノシン受容体をブロックするのがわかったそうです。アデノシンA−2A受容体が脳内のドパミン系を調整していて、現在P病治療薬としてアデノシンA2拮抗薬の臨床治験が日本でも行われています。

 もうひとつの説はコーヒーの成分のひとつであるカフェー酸がドパミンやノルエピネフリンと同じカテコールアミンの仲間であることに注目しています。これらの3つのものはCOMTによって壊されます。コーヒーを沢山飲むひとではカフェー酸によってCOMTが多量に消費されてしまうために、ドパミンが脳に届きやすくなるのではないかとかんがえられています。

 欧米ではタスマール、コムタンがCOMT阻害薬としてすでに使われています。私はメネシットを飲んだ後、コーヒーを飲むとメネシットの効きが悪いように思うのですが、他にも同じ様なかたはいらっしゃいませんか?

 さらに噛みタバコ、嗅ぎタバコを愛用する人にP病が少ない(普通のタバコでは有意差が認められなかった)そうです。また、アルコールを飲む人にP病が少ないともいわれています。
 p病の患者の性格、生活習慣として
  1. 趣味が少ない
  2. 仕事中心で生活の場が少ない
  3. 運動が少ない
  4. 性格として、非社交的、無口、小心、几帳面、陰気、内向的、働き者、深く考える、新しいことに慣れにくい、心配性である
  5. 野菜、海草の摂取が少ない
 などが以前からいわれています。この性格的なこと、かなり当たっているような気がします。(よ)


 私の場合
 p病の患者の性格、生活習慣
  1. 趣味が少ない---多趣味です。
  2. 仕事中心で生活の場が少ない---多少当たっているかもしれませんが、本人は生活人だと思っています。家族の間では、「あなたは家族の方を向いていない」ですって(^^;
  3. 運動が少ない---運動がスポーツという意味なら積極的に体を動かしています。
  4. 性格として、非社交的、無口、小心、几帳面、陰気、内向的、働き者、深く考える、新しいことに慣れにくい、心配性である---几帳面 働き者 深く考える は当てはまるなあ。(良い面にしか捉えられないけれど、、、、)
  5. 野菜、海草の摂取が少ない---野菜、海草大好きです。
 ということは、もしかして私はPDではない?(S)


 意見を参考に考えてみると、P病の患者の性格と言われているものは、多分にP病になったために作られてきた性格と考えた方がよさそうですね。

 非社交的、無口、陰気、内向的などはP病がある程度進んでくると、そうなるのもうなずけますよね。小心、新しいことに慣れにくい、心配性なども、ふるえがでないか、クスリがもし効かなかったらどうしようなんてことをいつも考えていたらそうなるのも当然かもしれない。働き者、深く考える、几帳面などはP病になってからのものというよりも以前からの性格かもしれないけど。

 P病と人生の半分近くを一緒に過ごしていると、P病になっていなかったらどういう人生になっていたか、どういう性格になっていたかなんて想像もできないようなことのように思えてくる。クスリのことを考えなくても良い生活、人の目を気にしなくてもいいような生活をもう一度してみたい!!(よ)


 深く考えるという性格はとてもすばらしいと思います。ただ、ネガティブな事を考えすぎると辛いですね。薬がオフ状態で陰気じゃないか心配性じゃないかと考えがちな時でも、薬が効けば結構明るいじゃないと、いい方に考えていかないと!
 人間はそんなに単純なものではないから、誰にだって二面性はあるのではないかしら?(K)


 徐々にですが、寒くなってからというもの、出かけるのが苦痛になってきました。相変わらず薬を飲んでも左手の振戦が治まらないどころか、激しくなってきていて、わざと振るわせているのじゃないかと、家族にまで思われてしまうほどふるえてしまいます。こうなると電車やバスに乗り、他人の視線や隣の人の反応が気になります。これがかなり気持ちの上で苦痛ですねえ。(S)


 パーキンソン病の人にはとてもいい人が多いという話も聞いてます。でも、どうせならこんな素晴らしい人がパーキンソン病になる、とか言われたらいいのに。そしたら、ちょっとは気分的に楽かもしれない。

 パーキンソン病はそういうタイプの症状があるのであって、決してその人の性格ではないとも聞いたことがあります。病気でなかったら絶対今とはだいぶ反対の性格になっているだろうとは思うので、どっちが先か分からない。(と)