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医者との関係


 検査入院を避けたのは私の方です。 先生は患者側の意見をお聞きになる方だと思います。
 「薬を飲んでいて途中で身体の変調があったり、体調に変化がでたようなときは、何時でも連絡してください。」と最初の診察時におっしゃってました。途中で血液や尿の検査をしたことがありますが、次の診察時にその結果を説明受けてなかったことに帰り道に思い出し、電話で聞いたこともあります。

 相当毎日の診察がハードなのでしょう。目立った症状の変化の見られない患者には、本人からの申告がなければ、診察も顔色を見て終わりになるでしょうね。今度の診察日には、多少症状の進んできていることを話すつもりです。(s)


 病院を変えるとか。二股かけるとか。こちらにもセカンドオピニオンというのもあり、正式にもう一人の医者に見解を聞くというのはあります。(と)


 お医者さんの名前を出す事は私にとってはちょっと難しい問題です。今までこの掲示板に書き込みをされた方たちの中だけでしたら信頼して大丈夫だとは思いますが、掲示板という不特定多数の人が閲覧するという前提があると扱い方をどうしていいものやら自分の中で整理がつきません。

 Medtronicという医療機器メーカーがHPで Activa Tremor Control TherapyとしてDBSを紹介しているサイトが有ります。この手術を受けられる病院と医師の紹介リストもあわせて掲載しています。米国、ヨーロッパがほとんどで、アジアでは香港と シンガポールだけです。

http://medtronic.com/neuro/tremor/patients.html
 私が知らないだけで日本にも同じようなサイトは有るのでしょうか?(k)


 お医者さんとの関係はとても難しいですね。手術に対して積極的な先生もいらっしゃれば否定的な先生もいらっしゃる。薬に対してもどんどん増やしていこうという先生もいれば、なるべく控えていこうという先生もいる。信頼できる先生に巡り会えばその先生の治療法を理解して指示どおりに薬を飲んでいけばいいのでしょうけれど。

 同じ治療法で同じように信頼できる先生でも、人間誰しも相性というものが有るから馬の合うというか話しやすい先生のほうがいいですね。パーキンソン病は長いこと付き合っていかなければならない病気だから。人は親を選ぶ事はできないけれど患者は医者を選ぶ事はできます。自分でどうしても納得できない時は、医師を代える決断も必要かもしれませんね。(k)


 日本は、初診料を払いなおせばお医者さんを変えることができるので、その点いいですよね。こちら(英国)では政府の病院では診察代が完全に無料な代わり、お医者さんを選べません。つまり、引っ越してその行政区から出ない限り、病院を変わることができないのです。神経内科医も指定されます。けっこう辛いものがあります。相性が良くないと特に。前に受付の人に別の先生に会えないかとやんわり聞いたら、「ダイヒンシュク、ヒジョウシキ」という顔をされました。

 そして病院のことも。日本に昨年帰って、順天堂大学に行ったとき、待ち時間の長いのに驚きました。みんな予約で来ているのに。お医者さんが足りないのか、病院が少ないのか、病気の人が多すぎるのか、座席も開いてない状態で。いつ呼ばれるかと思うと、トイレにも行けず。仮に立っていて、トイレに行きたくて、お腹が空いてきて、そこでクスリが切れたら、どうすりゃいいのでしょうか。

 Y病院に行っていたときも、待って待って、お医者さんと会えたのは5分くらい。いっそのこと、email診察にしてくれたほうがお医者さんもこちらも楽なんではないかと思います。

 英国では、パーキンソン病協会がパーキンソン病専門の看護婦の養成に力をいれています。看護婦と言っても、お医者さん並みの知識を持ち、プロフェッショナルとしてパーキンソン病患者さんのクスリの相談などを受けています。でもまだまだパ病専門の看護婦さんの数は足りないそうです。お医者さんはあまりにも忙しいし、患者は病気のことをよく知っている有名なお医者さんに診てもらいたいし。だから患者も勉強しなければいけないのでしょうね。(と)


 検査ばかりでどんどん悪化するので転院した方が「今度の先生は、検査でうんざりしているなら、ゆっくり経過を見ましょう。気持ちが変わったらいつでも検査入院の手続きをしてください、とおっしゃって、検査検査の前の病院とは全く違う」と喜んで話してくださったことがあります。

 「本当の事を知りたい」と思っても検査は嫌なものです。そう心得ている先生もおられるし、患者自身が疑問を感じていないときに、医師は前の主治医の非難になるような踏み込み方をしないようですから、患者本人が 問うことで対応が変わる可能性もあると思いますが・・・。そう言ったら、おこるような先生ですか?。(い)


 やはり上にたつ先生方が意欲的に取り組むか否かによって随分違ってきてしまうものなのですね。そうでない先生にも文句は言えませんが。良心的な先生はどの先生も結構神経すり減らして診察してらっしゃるのだと思います。先生も人間ですから。(K)