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ロピニロール、ミラペックス


 ロピニロール、ミラペックス(日本でまだ発売になっていないドーパミンアゴニスト )
 ところで、またまたロッピニロールですが、臨床試験が終わっても、認可が降りないという例もあるのでしょうか。

 実は、こちらに来て(2000年4月)、スミスクライン ビーチャムに問い合わせたら、日本での臨床試験は終わっているが、いつ出るか分からないという返事でした。 ロッピニロールは効き目のない人もいるみたいです。私のその友人も試したけど、失神したとか言ってました。で彼女は今、カバーサルを飲んでいますが、だいぶオン・ オフがなくなり楽になったものの、ジスキネジアは相変わらずだと言っています。

 ところでこちらでは薬を始める場合、お試しパックのように4週間かけて新しい薬を少量から始め、最終的に毎日飲むことになる分の4分の1の量ずつ一週間ごとに徐々に増やし、新しく飲み始めた薬を体に慣らしていくパックがあるのですが、日本はどうですか(と)


 ロピニロールは日本では臨床試験をすでに終わって現在厚生省へ申請中とのことです。(前原さんのホームページ”パーキンソン病のリンク集”の中の日本における新薬開発状況にのっていました)日本でももうすぐ発売になるのではないかと思われます。(よ)


 Ropiniroleは初期の患者さんに非常に有効と言われています。レボドパを飲まなくても数年間は充分体が機能するように効くからです。しかも脳を保護する機能もありま す。でも英国にはありませんが、ミラペックスというのもいいそうです。厚生省にも手紙を書きましたが、駄目でした。

 正直言ってその薬がなければわたしもジスキネジアに今も悩まされているはずです。パーキンソン病の薬を認可する日本の先生方はこの薬のことを知っているはずです。そしてこの薬は1996年に英国で発売、1998年に米国で認可されているのです。

 Ropiniroleは時々気が遠くなったりすることもあります。でも、パーロデルに比べれば私にとっては何でもない副作用です。また、期待して飲んでも全然効果がない人もいます。そして高い。Ropiroleは病歴の長い患者さんもレボドパと合わせて飲むことでジスキネジアが緩和するというのは新しい話ではありません。高齢者にも安全との報告も出ています。

 それなのに、もう臨床試験も終わっていると思われる日本でなぜ、まだ認可が出ないのか。今、朝日新聞に投書しようかと思っています。Ropiniroleのことだけでなく、次にもっといい薬が出てきた時いち早く認可が出るように。日本の製薬会社が良い薬を作っていれば、海外のサイトでも紹介されるはずです。

 また、Japan Timesにも投稿して、日本の医療状況についての在日外国人の考えを聞いてみようかとも。それからもう一つ気になることもあって。病院が出す薬の種類が多すぎるように感じるのですが。(と)


 ミラペックス(プラミペキソール)はまだ治験中のようです。病初期の患者からL−DOPA療法で薬効の変動の出ている患者でも有効であり、L−DOPAの減量も可能だそうで、消化器系の副作用も少ないとのこと。発売が待たれます。 パーロデル、ペルマックス、カバサールは麦角誘導体アゴニストのため消化器系の副作用があらわれやすいのですが、ドミン、ロピニロール、プラミペキソールは非麦角誘導体アゴニストなので、副作用が少ないのです。(よ)